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カラーセラピー アロマセラピー アートセラピー 学ぶと広がる 心理に関連する認定資格紹介 

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心理カウンセラーの専門資格として、唯一の国家資格である公認心理師、そして民間の専門資格として臨床心理士・臨床発達心理士・学校心理士・特別支援教育士という専門性の高い難関の4資格を紹介しました。

心理カウンセラーの資格 おすすめ 取り方知って何歳からでも 私の友達は、主婦として3人の子どもを育て、自営業の夫の商売を支えながらも、自分も何か力をつけて独立したい、資格をとって社会貢献したい、...

こちらではその関連する資格として、自己分析ツールやリラクゼーションに活用できる認定資格を紹介したいと思います。

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心の探索という要素の強いワーク、その活用

これらのアクティビティに関する資格は、保持しているだけで心理療法ができるとかその資格単独で心理専門職として開業できる、というものではありません。

土台となる基礎心理学とは異なる、生活に密着した心理的要素の強い”ワーク”あるいは”アクティビティ”といったところで、専門知識を持つことで心理セッションにも活用できるということです。

一緒に作業する空間で過ごすことでコミュニケーションを図り、観察したり、その過程に寄り添い気づきを促したり支援策を考えたり、クライエントの心の成長や癒しを支援するイメージです。

また自分自身が一緒に楽しむことが目的の場合もあるでしょう。その場合はもっと気楽に仲間と一緒に、または自分で「生活を豊かにするアイテム」として活用できます。

民間認定資格とは何か

資格には国家資格、公的資格、民間資格と種類分けがあります。

ここで紹介するのは民間の各種団体が認定する資格です。一定の学習を積み重ねてそのコースを修了することで知識を身に付けたり体験を積んだりすることで得られる資格もありますし、検定試験に合格することで得られる資格もあります。

いずれにせよ各種専門機関や団体、協会などが設置する学習コース、スクールや資格認定コースでの学びが必要です。

このようにそれぞれの民間団体や協会が独自の基準を設けて認定する資格になります。

一定の能力や専門知識を持つことが保障されるため持っていることでその分野の専門家としての信頼が担保されます。

資格取得後の活躍の場は

もし、心理専門資格(公認心理師・臨床心理士・臨床発達心理士など)をすでに保持している場合は、クライエントに対する面談で活用することも可能でしょう。心理専門資格を持っているという前提のもとならその専門性を活かした上に分析やリラクゼーションツールとして活用すればさまざまな形の面談ができます。

私はカウンセラー(公認心理師)として子どもの面談をする際には、上手に話ができない年齢であればアートセラピーを応用してクラフトやコラージュに取り組むこともあります。単に作業しているだけでもその様子からはさまざまな情報を得られます。

それ以外にも、それぞれの認定資格のみを単独で保持している場合でも、地域コミュニティーでの体験講座の主催を依頼されたり、ちょっとした講演会を頼まれたりすることもあるようです。

例えば赤ちゃんのアロママッサージやアロマを用いたリラクゼーション講座などは最近ではおなじみのメジャーな内容です。カラーセラピーによる自己分析、夏休みの工作を兼ねた子どもへのアートワーク講座などもよく見かける内容です。

ですが、基本的にはその他の資格との掛け合わせで活用の幅を広げることができるというイメージです。

カラーセラピー カラーセラピスト

※このカラーセラピーについての記事はカラーセラピストのともちゃんさんの助言を受けて書いたものです。

カラーセラピーは色彩が心や体と密接に結びついているということを土台としてその影響を考えながら心身を分析したり癒したりするセラピーです。

カラーセラピストとしての資格を取得することで、色彩の力を活用したセッションやコンサルテーションを行うことができます。

資格取得専門団体や機関の専門学校やスクール、または通信課程のカラーセラピーを学べるコースを見つけることができ、一定の課程を修了すれば資格を得られます。

色彩心理学やカラーセラピーの歴史、色の意味や効果、その知識を活用したクライエントとのコミュニケーションなどを学ことが一般的です。

よく公民館講座などでもカラーセラピーについて学んだり体験したりする講座が見受けられます。色は私たちの生活の中でとても身近な存在であり、なぜ自分がその色を好むのか、どのような体験がその色を選ばせているのかということを考えることによって自己分析にも用いられることがあるようです。

こちらは実際に活躍中のカラーセラピストの方が書かれたカラーセラピーについて書かれた紹介記事です。とても分かりやすいのでぜひご覧になってください。

アロマセラピー アロマセラピスト

アロマセラピストの資格は、アロマセラピー(香りを使ったリラクゼーション)を実践するために必要な知識や技術をもにつけているという証としての資格です。

アロマセラピーは、アロマ精油(エッセンシャルオイル)を使ってリラクゼーションを行い、心身のバランスを整えたりリフレッシュする方法です。

アロマセラピストの資格を持っていることによって、状況やに応じた適切なアロマ精油の選定や施術を行ったり、悩みに応じたアドバイスを行う根拠となります。

専門学校や認定団体などがアロマセラピスト養成コースを提供しており、そこで学ことで資格取得ができます。

精油の基礎知識、アロマセラピーの歴史、エッセンシャルオイルの効用やそれらの知識を使ったコミュニケーションなどを学びます。

簡単な知識なら一般の人向けの単発的な公民館講座などもありますが、資格を取ろうとするとやはり専門知識をしっかり学ぶことが必要ですね。

https://meimei2023.com/life/relaxaroma/

アートセラピー アートセラピスト

アートセラピストとは、アートを用いて心理的な問題やストレスコーピングを扱う専門家です。

アートセラピーとは、クライエントが絵画や彫刻、工作などアート制作、または音楽、ダンス、演劇などを通じた表現活動を通じて内面を表現したり自己成長や感情の解放を促す方法です。

アート制作を通じたセッション、アートワークセラピーのように自由にのびのび表現活動を行う方法もあります。上手だとか下手だとかいう評価は関係なく、創作のプロセスに寄り添います。

子どものように言語発達が未熟な場合、十分言葉で表現できないこともあります。また心の奥に潜む自分でも分かりにくい気持ちを表現していくのに適しています。

まとめ

以上3つの心理に関連した要素の強い認定資格を紹介しました。

再度確認ですが、これらはリラクゼーションや分析スキルの一つであり、これだけで心理職として独立開業ができるというものではありません。ただうまく活用すれば有効な手段なので、本格的に学んだりスキルを習得していくとカウンセリングの幅が広がると思います。

また、自分で楽しむには資格がなくても問題ありませんが、面談で活用するのであれば相応の責任が生じますので、専門知識を得ているというのは大前提です。

他人の心の奥にまで影響することですから独学では非常に危険です。潜在的にクライエントが抱える心の闇に触れてしまうこともあるからです。

無難に一緒に楽しむ程度なら浅い知識でも良いかと思いますが、心理療法として活用したい場合はきちんとした知識が必要であり、学ことは必須です。その結果や証明としての認定資格なのだと思います。

専門知識をきちんと学び、正しい知識と手法を身につけた上で活用していく必要があります。

もし興味があればぜひ専門的に学んでみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
めい
公認心理師・臨床発達心理士★心理の仕事30年の経験を生かし、人の悩みや疑問に寄り添う、特に同年代に向けた大人美容や生活情報に関する記事を作成しています。得意のライティングを生かしていろいろな人のお役に立ちたいです。